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カヤ (ケニア) : ウィキペディア日本語版
カヤ (ケニア)

カヤ(Kaya)は、ケニア海岸部の後背地にあたる山間に築かれていた要塞化した村落のことである。かつてミジケンダ諸民族にとって文化的・生活的に重要な拠点だった場所であり、ミジケンダの起源伝承とも結びついていた。2008年にユネスコ世界遺産リストに登録されたものがある。
== 概要 ==
カヤは円形の村落で、それを外円状の森林が取り囲んでいる。カヤの中央部には宗教上の重要な意味を持つ呪物(fingo, フィンゴ)が埋められており、その周囲に住居や集会場が展開している〔菊地 p.53〕。周囲の森林は外に繋がる2本の道を除けば人の手がはいらない原生林で、祖先の霊などが出現することもある聖なる(もしくは呪われた)森林と考えられており、材木の切り出しなどは認められていなかった〔菊地 p.58〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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